浜松里山竹クラブの正規イベントではありませんが、メンバーの友達が企画した素敵なワークショップが開催されました。
講師は、岡山県倉敷市在住の小山利王さんです。会場は、メンバーのお宅です。
多少雨が降っていましたが、蒸留するのに火を使用するため軒先で準備していただきました。
手前の白い容器に入っているのが、今回の蒸留会の主役の青竹。
メンバーの竹林で今年タケノコから成長した青竹2本の上部の葉や枝がついたところを丸大鉄工さんに持ち込み、チップにしてもらいました。小山利王さんによると竹の蒸留はあまりしたことがないとのことです。
蒸留してどのようになるのか、蒸留セットを見るのも初めてで、参加者全員興味津々です。
準備が整い、予定の9:30からいよいよ蒸留の開始です。
最初に、水だけで蒸気を通して殺菌します。
講師の小山利王さんが、やさしくわかりやすく蒸留について説明してくれます。
蒸留時間は、約2時間くらいとのこと。
その間、小山利王さんがアロマや精油などについて、いろいろ講義してくれました。
下は、講義の動画の一部です。
蒸留が進むにつれ、青竹の蒸気が冷やされ、ポタポタと1滴ずつ落ちてきて、ガラスの容器に青竹の蒸留水が溜まってきました。
2時間でどの程度採れるのでしょうか?
今回の参加者は9人。
皆さん、小山さんの話を聞きながら、蒸留の様子をじっくり見ています。
とてもやさしく穏やかな時間が流れていき、癒されます。
11時半ごろ、蒸留が終わりました。
最初、綺麗な緑色だった青竹チップが茶色に変わり、匂いも普段竹林で嗅ぐ匂いとは異なり、香ばしいような少し甘い匂いがします。
精油はほとんど採れなかったので蒸留水と一緒にしました。
果たして、どのような効能があるのでしょうか?
蒸留で出来た青竹の煮汁の一部を味わってみました。煮汁は当日なら飲んでも良いとのことです。
煮汁は濃いものの、匂い同様香ばしく少し甘みがありました。
残った煮汁は、各自持参したペットボトルに詰め、入浴剤として持ち帰りました。
その場で出来た青竹の蒸留水は、ブルーボトルに入れ持ち帰りました。
果たして青竹の蒸留水の効能は?
今回は貴重な体験をさせていただきました。
今後、浜松里山竹クラブで開催してほしいイベント等ありましたら、お気軽にリクエストしてくださいね。