今年度最初の竹林管理現地講習会を6月10日(日)10時から開催しました。
当日は梅雨の合間で雨は降っていませんが、台風5号接近中で今にも有れそうな気配です。そのせいか参加者はわずか4人でした。
今年タケノコから成長した不要な若竹の伐採は5月中に概ね実施したので今回はお礼肥えを主に行いました。
昨年は化学肥料を一切使わず有機肥料のみで行いましたが、今年は米糠だけを使用。
そのまま地面に撒くと雨が降ると米糠が固まってしまいなかなか分解しないので、竹の山側部分に穴を掘り、米糠を1握りずつ入れ、土をかぶせていきます。土を掘り返すと今まであまり見なかったミミズが沢山出てきました。去年の土づくりの成果かもしれません。
傾斜が急で、4人で行うとなかなかの重労働です。雨が降らないうちに急いで行ったため全員が汗びっしょりに。
それでも参加者全員で頑張ったおかげで、11時過ぎには用意した米糠をすべて投入することができました。
3ヵ月くらい前に竹林の最上部に積み上げておいた竹チップ。
表面はあまり変化が有りませんが、中は黒く熟成しています。
畑などに使えますね。
その後、今年4月頃に作った竹チップを竹林に厚めに上の部分から数メートル敷き詰めました。
毎年雨が降るたびに少しずつ土が下のほうに流れていき地下茎が浅くなってきているため、少しでも地下茎を深くするためです。
雲行きが怪しくなったため、11時半に終了。
次回は、平成30年 9月23日(日)10時から「竹林の間伐の仕方」の予定です。
講習会の今後のスケジュール、お申込み・お問合せ等は下記ページをご覧ください。